新ごみ処理施設着工前に安全祈願 宇和島
宇和島地区広域事務組合の新ごみ処理施設の建設工事安全祈願祭が25日、愛媛県宇和島市祝森の建設予定地であり、関係者約60人が工事の無事を祈った。10月に着工し、2017年度中の稼働を目指す。
新施設は宇和島市と鬼北、松野、愛南の3町の計4カ所のごみ処理施設を集約する。敷地面積は約2.9ヘクタール。可燃ごみを受け入れる熱回収棟と、リサイクルごみを回収する資源回収棟を建設する。熱回収棟は24時間稼働し日量120トンを処理。発生する熱で発電し施設の電力をまかなう。資源回収棟は5時間稼働し、日量20トンを処理する。
処理方式は二酸化炭素排出量や燃料使用量が少ないストーカ炉方式で、建設費は約85億8600万円。